2019.1.13 東京テレコムセンター14階にて、3Dワークス株式会社主催、フュージョン360を使用した3D CAD 入門セミナー アドバンスコースを受講してきました。
今まで自己流で、書籍に頼って使用してきたフュージョン360。やはり限界を感じていた今日この頃、このセミナーの存在を知ることができ、受講にこぎつけました。製造業には今後必須のアイテムだと思い、独学を続けてきましたが、受講後にこの思いが間違いないことを確信できました。共有できる人間もいないので壁にぶつかるとほぼ数日フリーズ状態になってしまっていました。ここぞの時に頼れるところがあることを知ってホットしています。
さてセミナーではデザインケース、板組スマートフォンスタンド、象のジョウロの3本立てで、造形をしながらfusionの使い方を学ぶ形式でした。セミナーの目次の中で、レーザーカッターの使い方の項目があり、そこに一番惹かれて受講を決断しました。聞いて良かった! 目から鱗のデータ作成! 今後はデータの準備が相当効率良くなること間違いなし。象の造形ではスカルプトモデリングの直感的な操作を学び、今まで数値的な造形しかできなかったものが、アート的な感覚で操作することができるようになりました。
なにはともあれ充実の4時間半でした。fabの機械類も拝見させていただきましたが、感動です! こんな設備に囲まれて生活してみたい….。
貴重な講習をいただきました、斎藤 弘太先生に御礼申し上げます。次回はCNCのセミナーにチャレンジしたいと思っています。
内容の濃いテキストをいただきました。これを見返せば講座の内容を全て振り返ることが出来ます。
最初の課題はデザインスタンド。重要なコマンドは、「パスに沿った平面」と「ロフト」。作業平面を自由自在に扱えるとスマートな造形ができると思います。
スマートフォンスタンド。レーザー加工に到るまでのスムーズなデータ作成を習得。どんな書籍にもこの項目はありません。今後の製作に大きな効果があります。
象のジョウロ。スカルプトによる造形。なかなかコツを掴むのが難しいです。しかし、この方法を習得すれば、かなり幅が増えると思います。自由に扱えるように練習、練習。
早速データを現実製品に転換してみました。素材は黒アクリル、3tを使用。
背面から。ジョイントの形状は一発勝負だったので多少スカスカ感はありました。イラレのデータで若干調整したのですが、足りなかったようです。接着剤を使用したので問題はありません。MDFの時はもう少し調整が必要です。
文字部分はレーザー彫刻ではなく、UVプリントとしました。MDFは彫刻で仕上げようと思っています。